定刻に航空機を出発させるのが最大のミッション
現在のお仕事内容を教えてください。
現在、私は航空機のケータリング搭載業務を担当しています。航空機が着陸してから次のフライトに出発するまでの限られた時間内に、機内食の準備・搭載を完了させるのが私たちの最大のミッションです。
担当する航空会社はさまざまで、各社のルールや提供する食文化にも違いがあるため、それぞれにあった対応が求められます。
たとえば、マレーシアやエジプト、ブルネイ、バングラデシュの航空会社ではHALAL対応が必須です。専用のエリアでカートを準備するなど、イスラム教の戒律に基づいた厳格な手順が必要です。
業務で特に重要なポイントは何ですか?
やはり「正確さ」と「スピード感」です。
航空機の出発時間が決まっているので、準備に無駄な時間をかけるわけにはいきません。食事の数や内容をすばやく正確に確認し、カートをセットします。飛行時間が長い便では朝食・昼食など食事の量が多くなるため、その分チェックの時間も増えます。
また、ベジタリアンやアレルギー対応のスペシャルミールにも対応しています。これも搭載漏れがないよう、細心の注意を払っています。
特に夏場は温度管理が重要です。機内食が衛生的に安全な状態で提供できるよう、最大限の配慮をしています。
ケータリングトラックの作業についても教えてください。
準備が完了したカートはケータリングトラックに積み込みます。トラック内ではカートが動かないようにベルトでしっかり固定します。航空機の近くに到着すると、荷台を航空機のドアの高さまで上げて機内食を運びます。
搭載が終わると航空会社のスタッフに引き継ぎを行います。英語で会話することがほとんどですが、中国語圏からの便では英語が通じない場合もあります。そういうときは筆談などで対応しています。外国語は話せなくても経験を積むうちに、現場でよく使う言葉は自然と身についていきますね。
搭載完了後の対応についても教えてください。
お客様全員が搭乗し、食事が足りていることを最終確認するため、航空機のそばで待機します。場合によっては1時間以上待機することもあります。食事が不足している場合は迅速に手配し、最後まで責任を持って見届けます。
1日の担当便は時期によって異なりますが、多いときは7便程度を担当することもあります。スムーズに作業を進めるためには、効率的な準備とチームワークが欠かせません。
どんな方にこの仕事をおすすめしますか?
時間内に効率よく作業をこなすのが好きな方や、体力に自信のある方に向いている仕事だと思います。また、航空会社スタッフとのコミュニケーションも多いので、英語スキルを活かしたい方にもおすすめです。
現場での経験を積むうちに、どんどん自分の成長を実感できるのもこの仕事の魅力です。ぜひ一緒に働きましょう!

現在、どんな働き方をしていますか?
担当する航空会社によって勤務時間は異なります。
早番では4:00や5:00からの業務開始です。家を出る30分前に起きるため、家族はまだ寝ている時間です。そのため、会社に到着してから朝ごはんを食べるのが日課です。会社には、社員食堂があり100~150円で食べられるのも嬉しいです。早番は14:00や15:00に業務が終わることも多いので、家族と過ごす時間が確保できるのが魅力です。また、早番手当も支給されるのでやりがいがあります。
遅番では14:00〜23:00の勤務が中心です。この場合、昼食も夕食も家で食べることができますが、子どもに会う時間が少なくなります。ただ、シフトのメリットをうまく活かし、家庭とのバランスを取る工夫をしています。
月に9〜10日ほどの休みがあり、連休も取りやすい環境です。担当する業務内容によってシフトのパターンが異なるので、個々のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

未経験からでも乗り越えられる
今までに大変だったことはありますか?
航空機の運航スケジュールが急に変更になることがあります。たとえば、航空機がキャンセルになると別の便にお客様が集中するため、急遽追加の機内食を準備しなければならないこともあります。衛生管理上、冷蔵庫から食事を出せる時間に制約があるため、そのタイミングを計算しながら迅速に対応するのは大変ですが、チームで協力して解決しています。
また、未経験からこの仕事をスタートしたため、最初は言語面で少し苦労しました。特に航空会社スタッフとの英語でのコミュニケーションに不安を感じることもありました。しかし、現場での経験を積むうちに慣れてきて、スムーズに対応できるようになりました。経験が自信につながる仕事だと感じています。

仕事の中で、もっとも気をつけていることはありますか?
やはり航空機の出発時間を最も意識しています。お昼を取る時間もフライトの合間になるのでバラバラですが、航空機が遅れないようにすることが最大の目標です。時間内に効率よく準備を進めるため、常に全体の流れを見ながら動いています。
キャリアアップの制度や手当について教えてください。
まず、大型免許の取得は会社が免許代を全額補助してくれました。資格取得後、1人で自立して運転できるようになるとドライバー手当も支給されるので、やりがいがあります。
また、語学資格を取得すると2年間の報奨金が支給される制度もあります。食を扱う会社ということもあり、食事手当も支給されるため、食費の負担が少ないのも魅力です。
遠方から就職される方には社宅制度もあります。特に第二新卒の方まで対象で、1万2000円の家賃で社宅に住むことが可能です。このような支援制度のおかげで、安心して仕事に集中できています。

さまざまな国の文化に触れることができる仕事
成田空港で働くことになったきっかけを教えてください。
もともとホテルマンやカウンター業務などに興味があり、航空専門学校に進学しました。ところが、学んでいく中で、外の現場で体を動かしながら働く方が自分には向いていると感じるようになりました。
そんな時、ティエフケーの求人で「機内食の搭載」という職種を知り、「自分に合う仕事かもしれない」と思い志願しました。
学校ではグランドハンドリングを学び、牽引免許やフォークリフト、大型特殊免許なども取得しました。現在の業務では使う機会はありませんが、入社後は会社からのサポートを受けて大型免許を取得し、業務に活かしています。免許取得後には手当も支給されるため、やりがいにつながっています。
現在の暮らしについてお聞かせください。
入社当初は独身だったので成田市の社宅に住んでいました。結婚を機に社宅を出て、現在は八千代市に住んでいます。成田空港まで車で約1時間ほどで到着します。日中は少し道が混みますが、早番や遅番の勤務時間帯は交通量が少ないのでスムーズに出勤できます。
お休みの日はどのように過ごしていますか?
休みの日は家族で出かけることが多いです。印西や幕張、船橋などによく足を運びます。印西にはコストコやイオン、広い公園もあり、八千代からも近いので家族で楽しむ場所としてぴったりです。
私たちは妻と生後7ヵ月の子どもを含めた3人家族です。子育ては大変な時期ではありますが、会社の育児休暇制度や有給を活用して1ヵ月の休暇を取得した経験もあります。比較的休みが取りやすいため、ライフワークバランスが整いやすい仕事だと思います。
求職者へメッセージをお願いします。
機内食を航空機に搭載する業務は、限られた時間の中で効率よく作業を進めることが求められます。スピード感を持って物事に取り組むのが得意な方や、体を動かす仕事が好きな方に特に向いている仕事です。力仕事はチームで協力して行う場面も多いため、性別に関係なく幅広い年齢の方が活躍できる環境が整っています。
また、航空会社のスタッフと話す機会も多く、英語スキルを活かしたい方にもおすすめです。現場で経験を積む中で、実践的な言語力やコミュニケーション力も身についていきます。
弊社では50社以上の航空会社を担当しているため、さまざまな文化や価値観に触れる機会も豊富です。国際的な環境で新しい経験を積み、自分の成長を実感できるのもこの仕事の大きな魅力です。
資格取得支援や育児休暇制度など、サポート体制も整っているので、ライフワークバランスを保ちながらキャリアアップを目指せます。ぜひ、私たちと一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!